グローバル購買システムの展開 – ul5yupq

顧客: 外資系電機メーカー
顧客規模: 150,000名（連結）
プロジェクト: グローバル給与・勤怠システム
グローバルプロジェクト 日本導入
スコープ: 勤怠管理、給与、インターフェース

役割
給与/勤怠システムのグローバル導入プロジェクトにおいて、日本導入のコンフィギュアラーとして参画。給与領域において、要件定義から稼働までのコンフィグを全面的に担った。

課題/チャレンジ
日本導入はM&A直後での導入となり、導入対象6社間での要件統一が難しく、コンフィグも複雑にならざるをえなかった。この複雑な要件の数々を、暫定的でなく稼働後のメンテナンス（持続性）を見据えて、各々どの機能で制御すべきを見定め、分かりやすく柔軟な手法でシステムを構築する必要があった。
また、稼働後は外部の給与ベンダーが給与計算を担うことになっていたため、ユーザーによるデータ登録や、ベンダーによる給与計算の正確性を高めるための仕組みを作る必要があった。

どう解決したか
日本の給与は初めてであったが、海外給与のコンフィグ経験はあったため、その経験を活かしつつ、アタウェイでの過去導入の事例を参照したり知見者の知恵を借りながら実装した。その結果、データ処理量にパフォーマンスが左右されない安定したシステムを、保守担当者が見ても解読しやすい手法で構築することができた。
また、ユーザーによるデータ登録をサポートするために、ベンダーのデータ登録ツールをユーザーが使いやすいようカスタマイズしたり、ベンダーの正確な給与計算のために、手厚い引継ぎを提供するなどして稼働後も安定したオペレーションができる工夫をした。

どう顧客を成功へ導いたか
日本要件の全てをシステムに落とし込むことができ、またスケジュール通りに納品ができたため、6社統合という複雑な背景がありながらもスケジュール通りに稼働を迎えることができた。稼働後に見つかった課題もすべてハイパーケア期間で解決できた。
初めての日本給与プロジェクトとしてはチャレンジングであったが、このプロジェクトで得たコンフィグスキルが以後全ての給与プロジェクトへ転用できており、このプロジェクトを経験できたことは大きな財産となっている。

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