複数のグループ会社の会計プロジェクト管理

2023 年 04月 05 日

日本アタウェイ株式会社

顧客: 国内大手交通事業会社
顧客規模: 3,000人
プロジェクト: 国内グループ会社における共通経理システム導入プロジェクト
スコープ: 一般会計

役割
PMOとしてプロジェクトに参画。 プロジェクト対応として、プロジェクト課題対応支援ならびに進捗管理、課題管理、リスク管理、変更管理に対する統制を行った。 プロジェクト運営として、クライアント主催の週次進捗会議、ステアリングコミッティの運営支援、システム開発タスクの計画書/報告書の作成支援、運営支援を行った。

課題/チャレンジ
新規会計システムリリース第一段階からお客様の体制の変更や第一段階の保守作業の対応が必要となり、思っていた以上に第二段階へ工数が捻出できない状況のなかで、予定していた第二段階のシステムリリース日を変更することなく、対応可能な範囲でかつ第一段階の保守作業への影響が少ないように第二段階の会計システムリリース対応を行った。第二段階のシステムリリース対象会社やスコープ変更が発生したなかで、お客様のスコープ変更を行うための情報整理や課題整理を行い、お客様の判断を行うための資料を作成した。また、スコープ変更決定後に着実に第二段階のシステムリリースが行われるように課題管理の再整理を行い、当初予定していた第二段階のシステムリリース予定日までに対応を完了させた。

どう解決したか
第二段階の会計システムリリース対応変更が必要となるなかで、意思決定を行うための情報をお客様からヒアリングするためのミーティングを行い、ヒアリングした内容を資料化し、意思決定を行うための情報を整理した。また、スコープ範囲の変更やシステムリリース対象会社の変更を行うための時間が長く取ることができなかったため、情報を整理するためのミーティングの機会を増やし、意思決定を行うためのコミュニケーションを密に取り、第二段階のシステムリリースを行うために必要となる対応策や解決するための方法について検討を行った。お客様内部で第二段階のシステムリリース対応変更に伴った追加で対応が必要な項目について課題を管理し、進捗状況の把握を頻繁に行った。

どう顧客を成功へ導いたか
第二段階の会計システムリリース対応変更がされた後に、プロジェクトのリプランを作り、リプランに即した課題管理を行い、すでに対応を行っていた項目と新規で必要となった項目を分けてお客様内部の進捗状況を確認し、必要なものに関しては、別出しで検討を行った。また新しい障害対応に関しては、第二段階のシステムリリースに影響が出ないように別出しで管理を行い、対応を検討し、対応を迅速に行えるよう調整を行った。 また、システム担当者とのすり合わせを実施し、リプランに即した形で対応いただくために、新規で対応が必要となった項目と既存で対応できている項目や追加対応が必要な項目を分けて管理を行った。システム導入で発生している課題対応と対応期限を設定し、リプラン前よりも期限を厳守し対応を行うように管理項目の進捗状況を追跡し、当初予定していたものにプラスして会議体を設けてることやメールで情報のアップデート依頼を行うことでプロジェクトの状況を整理し、関係者がつぶさに把握できるよう資料更新頻度を高め、管理を行った。

 

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お問い合わせ先

弊社では、会計・サプライチェーン・人事業務へのERP導入コンサルティング、プロジェクトマネジメント・チェンジマネジメント支援を提供しておりますので、コンサルティング内容についてぜひお気軽にお問い合わせください。
プロジェクト事例などを紹介しながら、私たちがどのようにお客様のビジネスに貢献できるか、ご案内差し上げます。

 

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