ITチームのサポートとプロセス改善イニシアティブ – jyrotlg

顧客: 国内大手医薬品メーカー
顧客規模: 50,000名
プロジェクト: 国産人事システム品質改善
スコープ: 人事、給与、勤怠

役割
導入後の保守フェーズにて、システムの品質改善プロジェクトの顧客側PMとして参画。品質向上の仕組み作りや保守ベンダーマネジメントを行い、約1年間品質向上に努めた。

課題/チャレンジ
今まではシステム導入のPM・PMOを担う経験が多く、システム品質改善プロジェクトは初めてだった。改善の評価軸設計やそれをモニタリングし判定する仕組みの構築など、ゼロからプロジェクトを構築し、数多くの関係者と協力体制を築いていく方法を実践で身に付けていかねばならなかった。
また、実作業は複数の保守ベンダーが行うため、顧客の期待に沿った改善をしてもらうよう働きかけるのに苦心した。

どう解決したか
顧客業務担当者と保守ベンダーの間に立ち、現場の肌感を持ってシステム改善を推進した。
また、顧客が保守ベンダーの対応状況を把握できるよう体制・仕組み(会議体、報告体制等)を構築し、対応状況を可視化した。
このような一連の品質改善活動を通して、一定数の障害が常時発生していた状態が改善、障害件数を減らせることができた。

どう顧客を成功へ導いたか
システム品質を向上させたことにより、システムトラブル対応ではなく、コア業務や他のプロジェクトや取り組みに集中できるようになったと、顧客に喜んで頂けた。貢献できたことを率直に嬉しく感じた。
また保守ベンダーと厳しい局面も多々あったが、顧客業務担当者とのブリッジワークのおかげで作業が進めやすかった、と感謝の言葉を頂けたことが印象に残っている。
今回のプロジェクトは、システム品質改善という目標に対する手法を自分なりに学べたいい経験だった。これからも様々なプロジェクトに挑戦していきたい。

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